テレビ通販のアフィリエイトが成長、PC業界は不調
リンクシェア・ジャパンは17日、2007年度の事業戦略について記者説明会を実施した。アフィリエイト市場の現状と今後、および同社の新サービスを発表した。
リンクシェア・ジャパンの花崎茂晴代表取締役社長はまず、同社の現況について説明した。広告主は280サイト(うちモバイル50サイト)、アフィリエイトサイトは4月に20万サイトを突破したという。2006年4月から2007年3月の取り扱い総額は約773億円で、前年比23%増となった。
「取り扱い総額は23%増えたものの、成長カーブは緩やかになった。その理由の1つとしては、流通額に大きな影響を与えるPC業界が不調だったことがある。それ以外の業界に関しては、アフィリエイト経由での流通額は順調に伸びている」(花崎代表)。
アフィリエイトカテゴリの中で前年と比べ大きく成長した分野は、「テレビ通販」だった。優秀なECサイトやアフィリエイトサイトを表彰する「LinkShare Award」2006年度のECサイト大賞は、24時間テレビショッピングと連動した動画バナーを提供している「ショップチャンネル」で、新人賞は「ジャパネットたかた」だった。
「アフィリエイトのリンクからサイトへアクセスし、通販番組の動画を見て、商品を購入するユーザーが多い。動画の訴求力はアフィリエイトとの親和性が高いと思う。また、テレビ通販業者はインターネットで新たな顧客を開拓したいようだ」(花崎代表)。
また花崎代表は、アフィリエイトの広告主は、金融や保険などの「非物販系」と、総合通販やECサイトなどの「物販系」に分けられると説明する。非物販系は、消費者金融系広告の自粛や、アフィリエイトを掲載する媒体が限られることから、事業者間でリンクの張替え合戦が激化しているという。一方、物販系は、PC業界の不調はあるものの、安定成長にあるとした。

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